ストレスとは? −基礎知識−
ストレスとは、何でしょうか?
ストレスとは、外部からの刺激によって、身体的、心身的に負担がかかることです。様々な病気の原因の1つになると考えられています。病気の代表的なものは、うつ、十二指腸潰瘍、不眠、胃痛、頭痛、脱毛症などがあります。
ストレスは、まさに現代人の最大の敵であり、最大の病気です。
ストレスは、感じていることに気がつかないことが多いです。私も、ストレスなんてないと思っていました。ですが、ある時、ご飯が全く食べられない状態になりました。始めは「風邪かな?」と思っていたのですが、熱もなく、セキが出るわけでもないので「おかしいな」とは思っていたのですが、放置していました。そんな状態が一週間続いて、時間ができたので、医者に行ったら、「原因はストレス」という判断でした。
仕事をしている人で、ストレスに気がつかなくて、体の調子が悪くなり、医者に行ったら、ストレスが原因でしたという人は、近年多いそうです。
確かに、この状態になってしまった時は、何週間も休みがなく、仕事に追われていました。私の職場は、相談する人がいない、愚痴を言う人がいない、人間関係が複雑と、環境はあまり良いとは言いがたい職場です。そんな中で休みがなく働いていたら、体の調子が悪くなるまでストレスを感じるのは、当然だと思います。
ストレスの怖い所は、「辛い」ことだけ感じるわけではありません。
いわゆる「幸せ」でも感じるのです。
例えば、「結婚」「出世」「新しい出会い」「大きな買い物」などがいい例です。結婚はマリッジブルー、出世はプレッシャー、新しい出会いは人間関係、大きな買い物はお金など、それぞれストレスがかかります。それは、もちろん人によって大きさは違いますが、ストレスがかかることだけは覚えておいた方が良いことです。