ストレスと病気 −ストレス−
ストレスと病気の関係についてです。ストレスと病気は、切っても切れない関係にあります。
まずは、医学的にストレスと病気の関係から説明します。ストレスを感じると、交感神経が緊張し、アドレナリン、ノルアドレナリン、副腎皮質ホルモンが出てきます。この刺激で、免疫が抑制され、病気になりやすいのです。難しい話ですが、これが医学的に証明されている、ストレスと病気の関係です。
もっと簡単に説明すると、ストレスを受けすぎ、限界に達すると、病気になります。主な病気は、胃炎、胃潰瘍などの胃の病気、10円ハゲなどの脱毛、うつ病、頭痛、腰痛、肩こり、冷え性、肌荒れ、生理不順、めまい、じんましん、不眠症、拒食症、過食症、依存症、情緒不安定などです。人によって、病気が出る場所は様々なので、ストレスから出る病気はコレという特定をすることはできません。
一番多いのは、種類が多いという理由もありますが、胃の病気が一番多いです。それか、うつ病(仮面うつ病)です。仮面という言葉がつくのは、うつ病だと自分自身が自覚をしていないので、うつ病だと判断できにくいからです。それと、身体的な病気、例えば頭痛などが慢性的におこり、うつ病より、頭痛の治療をしてしまうことが症例としてあるからです。
ストレスと病気は、切っても切れない関係です。医学的に証明されていることもあり、ストレスを感じると、免疫力が低下し、病気になる。どうしようもありません。「ストレスを感じるな」と言われても、個々の問題ですので無理があります。上手くストレスを受け流し、発散をする方法を考えるのが、一番の得策です。
現代は、「ストレス社会」「ストレスは万病の元」と言われるほど、ストレスという言葉が有名になりました。確かに、現代人は何かとストレスと戦わなければなりません。ストレスに勝てなければ、病気になり、体を壊してしまい、ストレスを与える方は与えていると気がつかない人ばかりで、体を壊したら自己管理不足と言われる、とても恐ろしい世の中です。それでも、この世の中で生きていくうえでは、ストレスを上手くコントロールする方法が最重要任務になります。